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ドレッドノート (戦艦) : ミニ英和和英辞書
ドレッドノート (戦艦)[かん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [いくさ]
 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight 
戦艦 : [せんかん]
 【名詞】 1. battleship 
: [かん]
  1. (n,n-suf) warship 

ドレッドノート (戦艦) : ウィキペディア日本語版
ドレッドノート (戦艦)[かん]

ドレッドノート (HMS Dreadnought) はイギリス海軍戦艦。同名の艦としては6隻目で、同型艦はない。
“''Dreadnought''”とは英語で「勇敢な」「恐れを知らない」という意味であるが、本艦の革新性から、以後は「“''Dreadnought''”」とは「(それまでよりも)格段に大きい」「(圧倒的に)大型である」の意味で用いられる代名詞ともなった。日本語の「ド級(弩級)」、「超ド級(超弩級)」、「ド級艦(弩級艦)」と言う表現、および一般的なフォークギターのサイズを表す「ドレッドノート型」という表現は本艦に由来する(#歴史的意義の項参照)。
== 概要 ==
本艦は、中間砲・副砲を撤廃し、単一口径の連装主砲塔5基で兵装を構成することによって、当時の戦艦の概念を一変させた革新的な艦であった。これにより片舷火力で最大4基8門の砲が使用可能となり、単純に見ても「本艦1隻で従来艦2隻分」の戦力に相当し、さらに艦橋に設置した射撃方位盤で統一して照準することによって命中率を飛躍的に向上させ、長距離砲戦での有効性はそれ以上であった。また自国の従来の戦艦の速力がレシプロ機関で18ノット程度であったのに対し、蒸気タービン機関の採用により一躍21ノットの高速を得た。
本艦は前述の理由で3倍数の砲側照準在来戦艦と遠距離砲戦を行っても、相手より先に命中弾を得ることができた。また、在来戦艦より高速であったことは、海戦において重要な「距離の支配権」を握れるということを意味した。本艦は敵艦との間合いを常に自艦にとって最も有利な砲戦距離に保つことができ、不利であれば逃げることも可能であったが、在来戦艦側は不利であっても本艦からは逃げられず、殲滅されてしまう。
この斬新な設計は、在来のレシプロ蒸気エンジンより小型軽量大出力な蒸気タービンという新機関を得て初めて可能なものではあったが、同時にその利点を最大限生かしきったものといえる。蒸気タービン艦は機関重量節減が可能で船体を長くでき、在来艦の2倍以上の主砲を搭載可能だった。なおかつ大出力ゆえに在来戦艦より高速を得ることができたのである。(一般に、2倍の速度を得るには3乗、つまり8倍前後の機関出力を必要とする)
ドレッドノートの登場は“Dreadnought Revolution〔直訳すると「ドレッドノート革命」(「勇敢革命」などとは訳さない)となるが、日本では「ドレッドノート・ショック」と表現されていることが多い。〕”と呼ばれる、近代軍艦としての戦艦の設計に革新的な影響をもたらし、本艦以前の戦艦をすべて旧式と認識させる一大変化を発生させた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ドレッドノート (戦艦)」の詳細全文を読む




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